根管治療について
歯の神経にまで広がってしまった大きなむし歯や、歯の根の先にウミがたまってしまう病気など、見えない部分に対して行う治療方法です。
根の中にある細い管を、ファイルと言う道具を使ってきれいに掃除を行う治療で、目では見えない所を扱うため、歯科医師の技術と経験が治療成績を左右します。
歯の神経にまで広がってしまった大きなむし歯や、歯の根の先にウミがたまってしまう病気など、見えない部分に対して行う治療方法です。
根の中にある細い管を、ファイルと言う道具を使ってきれいに掃除を行う治療で、目では見えない所を扱うため、歯科医師の技術と経験が治療成績を左右します。
神経まで達した大きなむし歯があります。
症状としては、冷たいものがとてもしみたり、何もしなくてもズキズキ痛んだりします。
むし歯の部分を削除します。
それとともに、神経の上部の大部分も削り取ります。
Kファイルという道具を用いて、直径1ミリ以下の細く枝分かれした複雑な神経の管を清掃していきます。
長さもコンマ数ミリ単位で計りながら、注意深く除去していきます。
取り残しの神経や、目に見えない細菌を除去するため、薬液を用いて洗浄を行います。
超音波洗浄なども併せて行い、徹底的に根管内をキレイにします。
キレイになった根管内をガッタパーチャというゴムのような薬をつめて、封鎖することにより細菌が繁殖する可能性のある空隙を埋めてしまいます。
噛み合わせを作り直して、治療が終了となります。
簡単な歯で3~4回・難しい歯では6~8以上、治療に回数がかかることはあります。
根管治療を成功させ、再発して時間もかかる再治療を行わないで済むようにするため、徹底的に歯の中を清掃することが大切な治療です。
「小さな針のような道具で、口の中でゴソゴソずっと突っつかれている。前回も同じ事をしていたような?いったい繰り返し何をしているんだろう?」と、患者様からすると同じことの繰り返しに感じるかもしれませんが、
繊細で重要な「根管治療」という治療を行っているのです。
妥協しない治療と体に優しい素材で皆様の口腔内健康をサポートいたします。